宮古島の旬のフルーツは？おすすめの直売所もご紹介！
目次
宮古島の有名フルーツと時期を紹介
温暖な気候の宮古島は、多種多様なフルーツを味わうことのできる、フルーツの楽園でもあります。
特に夏季シーズンは、気温の上昇とともにさまざまな南国フルーツが旬を迎えるので、その甘さやみずみずしさに舌鼓を打てることは間違いないでしょう。
また、現地の市場では、全国的に有名なマンゴーやパイナップルだけでなく、生産数や栽培数の少ないレアフルーツにお目にかかれる機会もあります。
中には珍しい名称のものや、見たことのないようなビジュアルのフルーツもあり、見て回るだけでも楽しむことができます。
今回は、そんな宮古島の有名フルーツやそれぞれの旬の時期について詳しくご紹介いたします。
【1月-4月】カニステル
あまり耳慣れない名前のカニステルですが、宮古島の数あるフルーツの中でも珍しく希少価値が高いフルーツとされています。
カニステルは沖縄県全域でも生産者が少なく、市場にもあまり出回ることがありません。
たまたま見つけることができれば非常にラッキーなので、その際はぜひお土産として購入しましょう。
フルーツそのものの味は、甘くて柔らかく卵の黄身や焼き芋を食べているかのような舌触りの良いテイスト、そしてフルーツにしては果汁が少ないのが特徴です。
なお、未熟な状態だと臭みがあるため、完熟した状態で食べることをおすすめします。
【4月-7月】スターフルーツ
スターフルーツの名は、一度は耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
このフルーツは東南アジア原産で、切った時の側面の形が星型に見えることからスターフルーツと名付けられました。
食感は、豊富な果汁を含んでいることからサクサクとしており、味は甘いというよりはすっきりとした優しい味です。
皮が薄いため、剥かずにそのまま食べたり、薄くスライスしてからサラダに混ぜたりするのも良いでしょう。
また、美肌効果が高いことから、近年では女性の間でも大人気のフルーツとなっています。
【7月-9月】ドラゴンフルーツ
こちらも南国フルーツの中では知名度が高いフルーツの一つではないでしょうか。
実の色が赤色のものと白色ものとがあり、宮古島では赤色の身のものが多く収穫されます。
南国らしいパッションピンクに近い鮮やかな赤色なので、ドリンクやデザートの飾り付けに使用してもよく映えます。
また、宮古島内ではドラゴンフルーツの果肉だけではなく、つぼみの部分も販売されていますが、こちらはスイーツというよりは天ぷらなど料理として食べるのがおすすめです。
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【6月-8月】マンゴー
南国フルーツといえば、外すことができないのがマンゴーでしょう！
マンゴーは全国的に見ても高い人気と知名度を誇るフルーツで、今やどこの地域でも手に入れることができます。
そんな南国フルーツの代表格ともいえるマンゴーですが、実はその生産量の半分以上は宮古島を含む、沖縄県が占めているということをご存知でしょうか。
特に、土壌の状態や天候が良い宮古島はマンゴーの収穫量が多い生産地として知られており、現地では新鮮でジューシーなマンゴーを手軽に食べることができます。
マンゴーの収穫シーズンになると、宮古島内のスーパーや道の駅など、至る所で地産のマンゴーが販売されます。
しかも、本州で購入するよりも1,000円以上安く値段が設定されているため、お土産として複数個購入する方も多いです。
宮古島に来たらぜひ、南国の本場ならではの濃厚かつ甘美な味わいを、お手頃価格で楽しんでみてください。
【7月-8月】パイナップル
パイナップルは、東南アジアなどからの輸入品が多いイメージがあるかもしれませんが、宮古島でもパイナップルが生産されていることをご存知でしょうか。
この宮古島パインは、甘みと酸味のバランスが絶妙なので、甘ったるいものや酸っぱすぎるのが苦手という方にもおすすめです。
近年の宮古島では、かつてよりもパイナップルを栽培する農家が増加の傾向にあることから、市場での流通も今後ますます増えていくことでしょう。
沖縄発祥の大人気パイナップル、ピーチパインなども手に入りやすいので、ぜひ現地でさまざまなパインを食べ比べてみてはいかがでしょうか。
【11月−2月】アテモヤ
アテモヤは、パイナップルなど複数の人気フルーツを交配してつくられた品種であり、近年人気上昇中の珍しいフルーツです。
まるでアイスクリームやカスタードのような滑らかで濃厚な味わいと、乳白色の見た目の果実に魅了されること間違いありません。
アテモヤ生産農家は増えつつあるものの、未だ宮古島内でも出回ることが少ないレアフルーツですので、見つけた際にはぜひ手に取ってみてください。
【年中】島バナナ
本州だとバナナはフィリピン産など海外輸入のものが多いイメージですが、宮古島には現地で育つ島バナナがあります。
島バナナは、まさに熱帯果樹園で見かけるような、木に生えている自然そのもののバナナのことです。
青い状態から収穫し熟成させていくのですが、この熟成の過程で早くもバナナの良い香りが漂ってきます。
また、宮古島の島バナナは化学肥料や農薬を使用せず、島の自然と豊かな大地を生かして育てられるのが特徴です。
「無農薬のバナナが食べたい！」という方はぜひ一度、宮古島産の島バナナをお試しください。
【年中】パパイヤ
宮古島では、パパイヤも大人気フルーツの一つです。
黄色いパパイヤは甘くてデザートにピッタリですが、青パパイヤはフルーツというよりは野菜のような存在として広く認識されています。
そのため、宮古島の地元民は、青パパイヤを細く切り炒めて、チャンプルーなどのおかずとして食べることもしばしばです。
青パパイヤが手に入ったら、ぜひ宮古島流のパパイヤの食べ方にトライして、新たな食文化に触れてみるのも良いでしょう。
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お土産購入にもおすすめ！
宮古島の旬のフルーツが購入できる
人気の直売所
ここまでご覧いただき、「宮古島の新鮮で美味しいフルーツを食べてみたい！」と思った方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、宮古島のフルーツ農園は通常、島外や本州をメインに出荷を行っています。
そのため、現地の農園近くにフルーツの直売所があるといったケースは意外と少ないのが実情です。
そんな中でも希少な旬のフルーツが購入できる、人気の直売所をご紹介してまいりますのでぜひチェックしてみてください。
島の駅みやこ
島の駅みやこは、地元でフルーツを栽培する契約農家から直接、新鮮なフルーツが届けられており、多種多様なフルーツを購入することができます。
特に夏季シーズンになると、収穫が盛んに行われるパイナップル、ドラゴンフルーツ、スターフルーツなどがこぞって並べられ、まさに南国らしい雰囲気を楽しめるでしょう。
また、直産ならではの規格外品や大きさが不揃いのものが安価で購入できることもあるので、より手軽にフルーツを手に入れられること間違いありません。
さらに、それぞれの農産物には生産者の名前が記載されているので、安心して購入することができるでしょう。
営業時間：9時〜19時（定休日：なし）
アクセス：宮古空港から国道390号を、車で約10分進んだ所です。
宮古島県内のスーパー
宮古島県内には複数のスーパーがありますが、どこも地元ならではの新鮮なフルーツや野菜がお値打ち価格で販売されています。
特に、2022年にオープンしたばかりの宮古島最大規模を誇るショッピングモール、サンエー宮古島シティのフルーツコーナーは、面積が広く売り場も見やすいため、おすすめです。中でも人気が高いのがパックマンゴー（アーウィンマンゴー）で、家庭用としてもお土産としても手軽に購入して、楽しむことができるでしょう。
営業時間：9時〜22時（定休日：なし）
アクセス：宮古空港からは車で約2分の所です。
JAおきなわファーマーズマーケットみやこ「あたらす市場」
JAおきなわファーマーズマーケットみやこ「あたらす市場」では、特産品の宮古島産マンゴーを中心に、季節ごとの新鮮なフルーツを買い求めることができます。
ちなみに、あたらす市場の「あたらす」とは、現地の方言で「愛おしい」という意味を持ち、地元の人々にも愛されている市場です。贈答用フルーツから、珍しいフルーツ、お手頃価格のものまで豊富な種類が取り揃えられていますので、宮古島を訪れた際にはぜひ一度足を運んでみてください。
営業時間：9時〜18時（定休日：夏季シーズンと12月を除く第4水曜日と正月など）
アクセス：宮古空港から、車で国道243号を進み5分程度の所です。
宮古島で旬のフルーツが楽しめるカフェ3選
宮古島ならではの旬のフルーツを存分に楽しむことができる、人気のカフェ3選をご紹介いたします。
定番のフルーツパフェ、ソフトクリーム、ジェラート、シャーベットなど、甘さと濃厚さを兼ね揃えたトロピカルフルーツだからこそ味わえる特別なスイーツが盛りだくさんです。
また、現地のカフェはリゾート地である宮古島の良さを生かした、自然と癒しの雰囲気が自慢の店内空間も多いので、ゆったりとした時間を過ごせることでしょう。
ぜひお気に入りのカフェを見つけて、宮古島フルーツをふんだんに使った、オリジナルスイーツをご堪能ください！
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パニパニ
パニパニ は、宮古島と来間大橋の間にある来間島に位置している、おしゃれな南国風カフェです。
店内には白砂が敷かれていたり、南国の植物や島バナナなどが吊るされていたりと、目にも楽しい南国ムードを楽しめます。
宮古島の観光向け情報誌にも掲載されることが多いほど、地元民・観光客共に大人気です！
お店自慢のオープンテラス部分は何とオーナーが手作りしたというこだわりっぷりで、手作りならではの温かみある雰囲気を堪能できること間違いありません。
また、こちらで人気のメニューは、宮古島産の南国フルーツをふんだんに使用したかき氷やドリンクですが、どれも低価格に設定されており非常に良心的です。
悪天候の場合休業になることも多いため、天気が悪い日は事前にお店に確認してから行くようにしましょう。
営業時間：10時〜17時（不定休・悪天候時の休業や長期休業あり）
アクセス：宮古空港から車で約15分来間大橋を渡って進み、道路沿いに位置しています。
ユートピアファーム宮古島
ユートピアファーム宮古島は、フルーツ・フラワー農園の隣に併設されているフルーツパーラーです。
農園で収穫されたばかりのマンゴーなど、新鮮なフルーツを使用したスイーツを楽しむことができます。
また、パーラー店内は天井が高いつくりとなっており、開放感も抜群です！
おすすめメニューはマンゴーパフェやソフトクリームで、マンゴーやバナナを使用したパウンドケーキ、フルーツジャムなども販売されています。
色鮮やかな花や果物を鑑賞しつつスイーツを食べて、極上の時間をお過ごしください。
営業時間：10時〜17時
アクセス：宮古空港から県道190号線、202号線を経由して進み約15分の所です。
楽園の果実
楽園の果実は宮古島産の食材や自家農園でできた食材を使用した、こだわりの料理・スイーツを提供している農家レストランです。
その店内はアジアンリゾートテイストで、ゆったりとくつろぐことができます。
おすすめの完熟マンゴーパフェは、一番人気のフルーツスイーツメニューで、何と完熟マンゴーを1個丸々使用しているため、見た目のインパクトはさることながら、味も間違いなしのおいしさです！
その他にもドラゴンフルーツを使用した迫力満点のパフェも大人気です。
営業時間：11時〜18時（定休日：なし）
アクセス：宮古空港からは車で約20分、来間島にお店があります。
島バナナを使った宮古島スイーツ作り体験
オーガニックファームで体験できる宮古島のスイーツ作り体験をご紹介します。
こちらのツアーでは、宮古島の島バナナと黒糖（サトウキビ）を使って、焼きバナナなどのスイーツ作りを体験することができます。
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島バナナならではの自然本来の爽やかな甘みと、黒糖キャラメルの優しい甘味がマッチしたスイーツは、まさに絶品そのものです。
仕上げにシナモンをかけたりバナナアイスクリームを添えたりして、香りや見た目も楽しめます。
ぜひ宮古島でバナナスイーツ作りを体験して、宮古島旅での美味しい思い出を増やしましょう！
まとめ
今回は、宮古島で人気の有名フルーツについてご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか？
どのフルーツも宮古島の豊かな大地や恵まれた気候だからこそ育つ美味しいフルーツばかりですので、現地を訪れた際にはぜひ味わってみましょう。
また、収穫シーズンでなくても、加工・冷凍食品として食したり、未熟の状態で料理の材料としても楽しむことができます。
それも、宮古島でしか味わえない貴重なフルーツ食体験となるに違いありません。
さらに宮古島の南国フルーツは、美肌効果や精神安定など体と心にも嬉しい成分がたくさん含まれているので、リフレッシュしたい方にもうってつけです！
宮古島だからこそ一年中楽しめる南国フルーツを、現地で堪能してみてください。
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