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    宮古島の観光スポットの人頭税石-

    人頭税石

     人頭税(にんとうぜい)石とは

    人頭税石

    宮古島の平良、荷川取漁港近くに人頭税石という石柱が立っています。海沿いの道のわきに、ポツンと石柱が立っています。あまり目立たないモニュメントです。それが宮古・八重山島民を苦しめた人頭税の記憶を今に伝える人頭税石です。「ぶばかり石(賦測石)」ともいいます。

    人頭税石の行き方

    260号線を北に、漲水御嶽(平良港)から約2kmの民家の前にあります。 道路標識の案内があります。

    人頭税石の詳細

    人頭税石とは

    「この石より背が高くなったら税金が課せられる」という言い伝えを持つ石柱です。納税するべき年齢になった…ということを、この石柱を背の高が超えるようになることで判断するということです。この説が言われるようになったのは、民俗学者の柳田國男が「海南小記」に書き記した伝承により広まりました。この石柱の高さは143cm。現代の男の子の平均身長にすると、小学6年生の身長にあたります。

    人頭税石

    人頭税とは

    琉球王府により宮古と八重山地方の住民に対して課した税で、沖縄本島地方には課されていません。1637年に始まり、明治維新を超えて1903年(明治36年)に、帝国議会の決議により廃止するまで270年間続きました。 数えで15歳から50歳までの男女に賦課されました。男は粟、女は上布を収めます。たとえ飢饉に襲われようとも決まった額を納めなければいけないので大変重税でした。納税を確実にするため、5人組の連帯責任とされ、5人組で納税できないときには村が、それができないときは島全体で代わって納税することとなっていました。 人頭税とは普通、男女収入を問わず全員一律の税額を課されることを言いますが、八重山・宮古では男女・年齢・村により課税額は異なっていました。男は粟、女は上布を納めます。年齢は 上(21~40歳)中(41~45歳)下(46~50歳)下下(15~20歳)の4区分に分けられ、村も上、中、下、下下に分けて税額が決められていました。これとは別に労役の提供も求められました。 上布の納税が特に過酷であると言われていましたが、これは薩摩上布として高値で取引されました。

    人頭税廃止

    1888年(明治21年)の大飢饉を機に人頭税の廃止が訴えられ始めました。琉球王府への直訴は重罪でしたが、島民たちは2名の島民を琉球王府でなく東京に上京させました。1894年帝国議会に請願し、とうとう人頭税廃止の約束を取り付け、1903年人頭税が廃止されました。岡本太郎の著書の中で、あまりにも頻繁に『人頭税は大変だった』という話が島人から聞かされて閉口したという話が出ています。

    上布とは

    人頭税の上布は八重山上布と言われています。特徴は織る前に糸を染める「先染め」の織物です。糸に染料を刷り込む捺染(ナセン)と色を染めない部分を括るククリの技法を使います。日本では植物の捺染染織はここにしかありません。

    本当に人頭税石なのか?

    戸籍のない時代には、人々の年齢は不確かだったことも考えられますが、宮古島ではなんと1714年から戸籍が備わっていたので、石柱の高さと比べて年齢を推測する必要はなかったようです。つまり、人頭税石は本当に人頭税徴収開始の目安としていたのかというと、否定的な意見が強くなっています。

    人頭税石

    ところで、石垣島には複数、そして竹富島、小浜島にも「星見石」という名前の「人頭税石」とそっくりな立石が残っています。その石柱は群星(むりぶし)と呼ばれスバルや立明星(たつあきぼし)と呼ばれるオリオン座を対象として星の位置を測定し、その星の位置で、種蒔きなどの時期を決定していました。宮古島南部の七又にも「鬼の杵(ウンヌンナック)」と「神の杵(カンヌンナック)」という2対の立石があります。各島の石は、いずれも150cmほどの細長い琉球石石灰岩で、それぞれ低い石をともなっており、低い石と高い石の先端をつなぐと仰角17~18度ぐらいになります。これらの石も、星見石として用いられたのではないかと言われています。 人頭税石は、港に、低い石をともなって立っているので、航海のための天体観測に使われたのではないかとの推測が有力になっています。ほかに、陽石であるという説もあります。 琉球王府時代は沖縄本島地方と八重山・宮古地方はその扱いが異なり、八重山・宮古地方は半ば植民地に近い扱いであったようです。そのため、八重山や宮古地方の人々には、重税や労役などの記憶のため、今でもいくらかのこだわりがあるようです。

    人頭税石

    人頭税石付近の施設

    荷川取公園

    荷川取漁港があり、荷川取公園は少しだけ内陸に入った川沿いの森と、川を挟む丘を使った公園です。260号線から入った荷川取公民館を通り過ぎ、その奥に入口があります。左手には遠見台と多目的広場が、右手には体験学習広場と自然観察広場があります。そのまま進むと川を渡ったところに東側の広場があります。 住所:宮古島市平良字荷川取 人頭税石北150mのところを海の反対側に右折。さらに120mぐらいのところを左折。荷川取公民館を通り過ぎて200m。

    ジュース屋うる

    200mほど平良港側(南)にあります。 島の野菜やフルーツを使った、スムージー、酵素ジュース他、Hotドリンク、マフィンがあります。メイプルビスケットもあります。持ち帰り専門です。 住所:宮古島市平良字西仲宗根3-3 TEL: 080-3953-0141 営業時間11:00~17:00(土・日・祝は13:00~17:00) 不定休

    人頭税石の詳細

    所在地 沖縄県宮古島市平良字荷川取(MAPで見る
    アクセス 平良港から徒歩で8分
    駐車場 なし
    トイレ あり
    営業時間 -

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