宮古島の生物20選!宮古島ならではの動植物を探すツアーも紹介!
目次
- 1 宮古島の生物20選をご紹介!
- 1.1 宮古島の生物1.アオスジアゲハ
- 1.2 宮古島の生物2.アフリカマイマイ
- 1.3 宮古島の生物3.エリグロアジサシ
- 1.4 宮古島の生物4.オキナワビロードセセリ
- 1.5 宮古島の生物5.クマゼミ
- 1.6 宮古島の生物6.ジョウログモ
- 1.7 宮古島の生物7.スジグロカバマダラ
- 1.8 宮古島の生物8.チビアシナガバチ
- 1.9 宮古島の生物9.ヒルギハシリイワガニ
- 1.10 宮古島の生物10.ベニシオマネキ
- 1.11 宮古島の生物11.ミナミトビハゼ
- 1.12 宮古島の生物12.ミヤコウマ
- 1.13 宮古島の生物13.ムラサキオカヤドカリ
- 1.14 宮古島の生物14.モンキアゲハ
- 1.15 宮古島の生物15.ヤエヤマセマルハコガメ
- 1.16 宮古島の生物16ヤギ
- 1.17 宮古島の生物17ヤシガニ
- 1.18 宮古島の生物18宮古牛
- 2 まとめ
宮古島の生物20選をご紹介!
宮古島の生物1.アオスジアゲハ
アオスジアゲハは、黒色の前翅と後翅を有し、その翅にはりんぷんがありません。
青緑色の帯状の模様がある、鮮やかなパステルカラーが特徴的な蝶です。
雌雄共に翅の模様が酷似しているため、多くの場合は生殖器により同定がされます。
青色の帯が完全にない個体も発見されています。成虫は5~10月にかけて目にすることができます。
宮古島の生物2.アフリカマイマイ
アフリカマイマイは、成貝で殻径が4~5cm、重さ100gほどの右巻きの陸生の巻貝です。
貝の先端から殻口に向けて縦に縞模様があり、成長に伴い層の数が増えます。畑に隣接した草地や、藪などの日陰の湿った場所に生息し、夜に活動を行います。
巻貝の仲間であるものの、殻口にゼラチン状の物質で膜を作るため乾燥への耐性があります。
宮古島の生物3.エリグロアジサシ
エリグロアジサシは、岩礁にて繁殖し、海岸や河川などに生息する全長31cmほどの夏鳥です。
後頭部、くちばし、足が黒く、尾が長いです。
夏のシーズンに奄美大島以南に飛来し繁殖します。
海上を飛び交い、魚やイカ、甲殻類を捕食しているところを目にすることができます。
宮古島の生物4.オキナワビロードセセリ
オキナワビロードセセリは、褐色状の翅の裏に帯状の白い模様を持つ蝶類です。
春先の宮古島の山岳にて、センダングサなどの花木で蜜を吸っているところを目にすることができます。
飛ぶ速度がとても速く、飛翔中に写真を撮影するのが難しいので花に止まっている時を狙ってシャッターを切りましょう。
宮古島の生物5.クマゼミ
クマゼミは、本州にも生息する全体的に黒い体に、透明の翅を有する日本最大のセミであり、非常にメジャーな種です。
元来、西南日本に多く生息していましたが、地球温暖化に伴い関東圏にも分布を広げています。
7月から9月にかけて夏場によく見かけられます。
宮古島の生物6.ジョウログモ
ジョウログモは、いわゆるクモと言われた時に最もイメージされる黄色地に黒のボーダー模様がある大きめのクモです。
噛まれると針で刺されたような痛みをともないますが、無毒の種のため人命にはかかわりません。
クモの中でも大型の種のため、大型のセミや蝶、スズメバチ、小鳥まで食べると言われています。
産卵後5月中旬に孵化し、夏頃に成熟するといわれています。
そのため、このくらいのサイズのジョウログモに出会えるのは夏のシーズンとなります。
宮古島の生物7.スジグロカバマダラ
スジグロカバマダラは、宮古島以南に生息する前翅の長さが40mm前後で、橙色地に黒のラインが美しい蝶です。
幼虫の頃はリュウキュウガシワ、ガガイモなどの葉を食し、成虫ではランタナ、ベニバナホロギク、リュウキュウボタンヅル、センダングサ類の花の蜜を吸います。
宮古島の生物8.チビアシナガバチ
チビアシナガバチは、名前の通りアシナガバチの一種であり、体が他の種よりも小ぶりの種です。
体長は約10mmほどであり、サトウキビやススキの葉の裏に巣を作り生活します。
春先に創設メスという種が巣作りを始め、夏場が活動のピークとなります。
チビアシナガバチは、他の種よりも小さいため刺されてもほとんど痛みを感じませんが、2度目に刺されるとアナフィラキシーショックを生じるため十分な注意が必要です。
観光で訪れた際に見かけても、決して近づかないようにしましょう。
宮古島の生物9.ヒルギハシリイワガニ
ヒルギハシリイワガニは、名前の通りヒルギ科の植物が群生する干潟に生息する小型のカニです。
俊敏性が高く、昼間に見かけるととても速く逃げ回ります。
夜間は、見つけてライトを当ててもなかなか逃げないので、写真撮影されたい方は夜間に探すことをお勧めします。
ヤエヤマヒルギの気根の付着物を摂餌しているところを目にすることができます。
台形の甲羅は、黄土色で体色は紫がかっており、ハサミも紫色になっています。
マングローブの根元や暗渠にいることが多いので、リバーアクティビティ時などに探してみてください。
宮古島の生物10.ベニシオマネキ
宮古島のマングローブ川には、干潮時に干潟が干出します。
ベニシオマネキは、この干潟に生息しており、オスの個体は片方のハサミが大きく、マット質の赤色となっています。
シオマネキの中でも一番赤く、とても鮮やかな色調となっています。
シオマネキの仲間のため、潮が満ちてくる時に大きなハサミを振って潮を招いているような姿を目にすることができます。
宮古島の生物11.ミナミトビハゼ
ミナミトビハゼは、熱帯性のハゼです。
種子島以南に分布しており、河川汽水域の干潟やマングローブ周辺に生息しています。
名前の通り、干潟の上をぴょんぴょん跳ねる可愛らしい姿を見ることができます。
宮古島の生物12.ミヤコウマ
ミヤコウマは、日本在来馬の全8種の中の一種である沖縄県の天然記念物です。
蹄が太く硬く、産業革命以前から物の運搬や農耕に利用されていました。
また、粗食でも耐え抜くため、労働力としては欠かせない存在でした。産業革命後は機械化が進み、ミヤコウマの利用が減り、一時期は絶滅の危機に瀕しました。
ですが、1977年に宮古馬保存対策会が設置され、保護活動が行われた結果、現在は頭数も増やすことができました。
ぜひ、宮古島の牧場で元気よく駆け抜けるミヤコウマと触れ合ってみてください。
宮古島の生物13.ムラサキオカヤドカリ
ムラサキオカヤドカリは、オカヤドカリ属に属しており、熱帯地域の陸上に生息します。
眼柄の断面が扁平状で、若い個体は白色が多いですが成長するにつれて白色や青、菫色、オレンジがかった紫など、豊富な色合いへとなりとても美しいです。
国の天然記念物にも指定される貴重な種の一つです。
宮古島の生物14.モンキアゲハ
モンキアゲハは、国内最大のアゲハチョウです。
翅は幅広で、黄色い紋があるのが特徴的な種です。
飛んでいる時にも後翅の黄白色の紋がよく見え、とても美しいです。
5~9月がシーズンなので、夏場に訪れると見かけることができます。
宮古島の生物15.ヤエヤマセマルハコガメ
ヤエヤマセマルハコガメは、八重山諸島の一部の離島にしか生息しないハコガメです。
頭部、脚、尻尾を甲羅内部へと隠し、腹甲が蝶番のようになることで、箱のように密閉された状態になるカメです。
湿った林床に生息している国指定の天然記念物です。
宮古島のジャングルに探検すると出会うことができるかもしれません。
宮古島の生物16ヤギ
ヤギは、高山帯に生息していた生物であり耐病性や体も丈夫にできており、人になつきやすいため昔から飼育されてきました。
ヤギ一頭で年間に5,000平米もの広さの草を食べることから、野放しで飼育することもできるようです。
除草などにも利用されます。
ヤギの乳や肉は食用とされても利用され、宮古島を含む八重山と長い歴史の間深い関わりを持ってきた生き物です。
宮古島の生物17ヤシガニ
ヤシガニは、八重山に生息する夜行性のオカヤドカリの仲間です。
ヤドカリといえど、貝殻を背負っておらず背中は甲羅が覆っています。
体を大きくする進化の過程で貝殻をかつげなくなり、やむ無く甲羅が形成されたといわれています。
夜行性のため日中は海岸近くの岩陰や岩下、草木の中に潜み休んでいます。
夜になると活発に活動を始め、海近くの雑木林や山岳部に多く見られます。
宮古島の生物18宮古牛
宮古牛は、宮古地域にて下記の条件を満たして生産・育成された、登記書と生産履歴証明書を持つ素牛のことです。
・宮古地域で15カ月以上肥育した黒毛和種の去勢牛や雌牛
宮古島の自然豊かで、ストレスフリーな環境下において育てられたため、肉がとても柔らかく、上品な甘みを有しています。
コクのある味わいであるものの、さっぱりとした後味が特徴的で大人気のブランド牛です。
市場に出回ることがほとんどないため、幻の牛として重宝されています。
まとめ
宮古島の生物についてご紹介いたしました。いかがだったでしょうか。
宮古島原産のミヤコウマや宮古牛のほか、亜熱帯特有のヤシガニなどもいましたね。
ジャングルナイトツアーなど宮古島の生き物たちと出会えるツアーも催行されているのでチェックしてみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。