宮古島の植物15選!宮古島ならではの動植物を探すツアーも紹介!
目次
宮古島の植物15選をご紹介!
宮古島の植物①アダン
アダンは、海沿いに岩石地に自生する高さが2~6mの常緑小高木です。
果実が集合して長さ15~20cmの広楕円形のパイナップルに似た集合果を宿し、黄赤色に熟れてパイナップルのような香りがします。支柱根をおろし太い枝をめぐらします。また、幹や枝がねじれているのでらせん状に見えます。太い枝には1~1.5㎝の葉が三角形になっています。
国内では春から秋にかけて開花します。
宮古島の植物②オオキバショウ
オオキバショウは、台風が訪れるシーズンに葉をたくさん生い茂るため、台風通過後に葉がボロボロになっていることが多いです。とはいえ、葉は東西に広がり、旅人にとって目印になることから、「旅人の木」とも呼ばれています。
葉は下方から脱落し、葉柄が落ちると幹が出てきます。
宮古島の植物③オオタニワタリ
オオタニワタリは、国内では宮古島を含む沖縄などの温暖なエリアに分布する、岩に着生する植物です。
オオタニワタリの新芽は、天ぷらやお浸しなどに調理され食用植物としても知られます。オオタニワタリには似た種がいますが、胞子のつき方で判別ができるので見比べてみてください。
宮古島の植物④ガジュマル
ガジュマルは、宮古島市の市木であり、成長するにつれて特殊な形状になるため、神木霊木として崇められています。
非常に丈夫な木のため、防風林として海岸沿いに移植されたり、観葉植物として飼われることが多々あります。
宮古島の植物⑤ギンゴウカン
ギンゴウカンは、熱帯・亜熱帯地域にて生育する、3m〜8mにも至る枝や葉腋、花柄基部に鋭い棘を有する花木です。
ギンゴウカンの花から抽出された、精油スイートアカシア花油は化粧品などにも使用されます。また、樹皮や果実にはタンニンが含まれているため、染色やインク原料に用られます。
宮古島の植物⑥クワズイモ
クワズイモは、道端や畑縁、雑木林など様々なところに自生している、里芋に似たビジュアルのイモです。茎径が10cmほど、高さが1.5~2mにも至る繁殖力抜群の種であり、農業者の天敵です。
クワズイモは、"食わず芋"という名前の通り、毒を有している植物のため食べることはできません。
宮古島の植物⑦サトウキビ
サトウキビは、温暖な気候でよく生育する植物で、宮古島の最も原産量の多い農作物です。海外ではタイやオーストラリアなどで栽培されています。
サトウキビの茎の部分が砂糖の原料となっており、黒糖もサトウキビから精製されます。硬い繊維状の皮から染み出る甘い汁に、ろ過や煮沸の工程を繰り返し、砂糖を作り出します。
宮古島の植物⑧シマパパイヤ
シマパパイヤは、上方へまっすぐ伸びた茎に大きな葉が茂る常緑性の花木です。
パパイヤというと、果実をイメージしがちですが、食用としては野菜として利用されることが多く、熟れる前の青い状態のものを千切りにして炒め物にされます。
宮古島の植物⑨ソテツ
ソテツは、八丈島や九州南部に自生している椰子の木によく似た常緑低木です。他のエリアでも、ロータリーなどに植えられてたりします。鑑賞や食料対象として昔から人々とは関わりが深いものです。
開花シーズンは6~7月で、ドーム状に膨らむ白や黄色の花を手にすることができるかもしれません。秋先には赤い実をつけます。
宮古島の植物⑩ハイビスカス
南国の地のシンボル的な花木であるハイビスカス。赤色が最もポピュラーかもしれませんが、実は白やピンク、オレンジなど花弁の色もバリエーション豊富にあります。
宮古島の植物11ヒマワリ
宮古島のひまわりは、3月末〜6月初旬にかけて開花しているところを目にすることができます。
ですが、ひまわり畑があるわけでないので、毎年どこに開花するかは変わります。というのも、ひまわりは畑の栄養になるため、サトウキビを収穫した後に夏植えの時期までにひまわりの種をまき、ひまわり畑にしているんです。
つまり、サトウキビ畑があったところにひまわりが花咲くと知っておくと、ある程度場所を特定することができます。
宮古島の植物12ヒルギ
ヒルギは、宮古島を含む亜熱帯・熱帯の加工や遠浅な場所に多く自生し、マングローブ群落を形成する植物です。
宮古島では、オヒルギやメヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシなどが自生しています。宮古島のマングローブ群生地帯は、島尻のマングローブ林と川満マングローブの2か所が有名です。
宮古島の植物13ムラサキオモト
ムラサキオモトは、オモトという植物に似ており、葉の裏が紫色を呈していることからこのような名前がつけられた熱帯植物です。
葉の色が黄色になっているイエロースターも近縁種として知られます。ムラサキオモトは、草丈が20cm〜30cmほどで日当たり良い場所を好み、寄せ植えにも利用できます。夏のシーズンには可憐な白い花を咲かせます。
宮古島の植物14ヤシの木
南国を代表する植物であるヤシの木は、ヤシ目ヤシ科に分類される植物の総称のことを指します。
ヤシは3000種と仲間が多いですが、そのうち7種のみが日本に自生します。ヤシの木は、幹から枝を生やさない常緑の植物であり、幹の先に羽のような葉っぱを放射状につけます。
大型のものだと、樹高が30m以上にも至りますが、1〜2cmの小型のものもあるため、観葉植物として栽培されることもあります。
宮古島の植物15月桃
月桃は、ショウガ科の多年生草木であり、宮古島の至る所に自生しています。香りがとても強く、葉や茎、種子には防腐・防虫効果があるとされています。5月から11月がシーズンです。
まとめ
宮古島の植物についてご紹介いたしました。南国のシンボル的植物である椰子の木やマングローブ、トロピカルフルーツを実らせる植物などがありましたね。
宮古島で島内を散策する際には、ぜひ探してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。